高い声に限らず、声に芯が無くて困っている方。
低音域から中音域は芯があるのに
高音域でいきなりすっぽ抜けて芯がなくなる方。
芯がない声繋がりで同じと思うかもしれませんが
この二つは全く別物として考えないといけません。
どの音域も芯がない
低かろうが高かろうが芯のある声が出せない。
こういった人は声帯の閉鎖力が弱いのが原因です。
こちらの記事で説明と練習法を書いていますが
エッジボイスで地声の感覚を掴んで
それを強化していくことが芯のある声を
手に入れるためにやること。
地声は喉に悪い 喉に力が入るなど
これは師匠の受け売りですが
そもそも使ってないなら使いはじめは
痛くなって当たり前!
筋肉痛だと思えと
確かに今まで全然使ってきていない人には
そうかもしれません。
筋トレもそうですが
痛くなったらちゃんと休める。
これはしっかり守りましょう。
喉痛いのにでも芯のある声が欲しい!と
頑張っちゃうとさらに痛くなり
最悪喉を潰しちゃうかもしれないので
絶対無理はしないでください!
高音開発もそうですが
いきなり伸びることはまずないです。
毎日の小さな積み重ねで喉も強く
地声も出てくるので
焦らずコツコツ続けて下さいね^^
高音で芯がなくなる
これは声を出す方向や意識で解決できます。
そもそもが高音まで行くときの
アプローチで失敗しているパターンが
多いように思います。
過去のモティーがそうだったように。。。
この記事で書いたように
高音になるに従って裏声の要素が強くなっていかないと
喉が死にます。
よく頭のてっぺんに向かって声を出してと
言いますが、人によって違うので
自分が高音を出しやすい方向
あとは裏声の筋肉にちゃんとバトンタッチできているか
そういったことを確認しながら練習しましょう。
間違っても先ほどの声帯閉鎖でどうにかしようと
考えないでください!
中音域までちゃんと芯のある声が出せる人が
このアプローチをしてしまうと
高音では喉が詰まったり、出たとしても超喉声もしくは
爆音張り上げ発声になってしまいます。
もともと芯のある声が出せる人は
低音域から中音域で出せる芯のある声を
少し薄めることから始めるといいかもしれません♪
原因を見極める
人によって原因は様々。
何がいけないのかわからずに
闇雲に色々やってしまうと
余計に訳が分からなくなり
原因がみつけにくくなってしまいます。
今回の芯のある声なら
まずは低音域から高音域まで声を出して録音。
自分で聞いてみてどこから芯が無くなるか判断。
初めからなら地声強化の練習。
高音からなら発声の方向の修正と裏声強化。
このように録音した自分の声を聞く
その時の喉や体の感覚はどんなものか
これらをちゃんと記録・記憶しておいて
練習して、改善・レベルアップしていって下さい^^